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1型糖尿病のSGLT2阻害薬使用に関するリスク管理
1型糖尿病の方に一部のSGLT2阻害薬が適応追加になりましたがケトアシドーシスの危険性が懸念されています。リスク管理に関する国際コンセンサスが出ています(ADA会員のみ閲覧可で英語)ので要点だけご紹介いたします。
血糖値が正常でも、インスリン量が減ることによってケトン体の産生が過剰になりケトアシドーシスの危険性はあります。
つまり、ケトン体を測らないと気づきようがないのでケトン体の測定を推奨しています。
ケトン体はリブレでもケトン体測定用電極を購入すれば測定可能です。
高価ですが命には代えられませんので持っておかれたほうがいいです。
血中ケトン体が0.6mmol/Lを超える場合や、尿ケトンが+以上の場合は何らかの対処(糖質摂取とインスリン追加、脱水補正など)を必要とすると考えてください。
また、ケトアシドーシスの危険性が高いのは以下の場合があります。
◆ポンプ使用中の方(ルートトラブルがあっても血糖が上がらないため)
◆基礎インスリンが10-20%以上減る方
◆糖質制限
◆アルコール多飲
◆違法ドラッグ(さすが国際的…)
◆脱水
◆シックデイ(感染症、嘔吐症など)
1型のSGLT2阻害薬使用に関して、適格者についての院内基準を作成しておりましたがほとんど同じでびっくりしました…
南昌江内科クリニック「1型糖尿病患者へのSGLT-2阻害薬処方基準」
1. BMI:22以上
2. 年齢:20歳以上、75歳未満(妊娠可能年齢の女性は原則除外)
3. インスリンの打ち忘れがない。
4. 血糖測定(SMBG、CGM)を怠っていない。
5. 糖質制限を行っていない。
6. 糖尿病性ケトアシドーシスの症状および予防法が十分に理解できている。
7. 体調不良時はケトン体チェックあるいは速やかな来院ができる。
※リブレ使用者には薬局でケトン体電極自費購入を勧める。
8. 認知症がない。
9. アルコール多飲、違法ドラッグの使用がない。(←国際コンセンサスから追加)
※長時間の有酸素運動をされる際にも糖質必要量を充たせずにアシドーシスの危険性が高まるので中止したほうが望ましいです!
↓私のSGLT2阻害薬内服開始10日後の血中ケトン値です。
0.6以上でやはり高め^^; 尿ケトンも2+でした。症状はないです。
訂正とお詫び:ケトン体の単位がnmol/Lになっておりましたのでmmol/Lに修正いたしました。
千葉のY先生ご指摘誠にありがとうございました!
南風通信 2月号
(↑写真は1月16日に開催された新年会の様子です)
今月の南風通信は1月に実施した歩の会の新年会の様子や、
糖尿病教室の記事 (今回は糖尿病とお口の関係について)や、
今大流行しているインフルエンザ予防 について掲載しています。
ぜひご覧ください!!
南風通信2月号←こちらをクリックすると記事が見られます。
バスハイクのご案内
3月20日(水)にバスハイクを開催します。
寒くてじっとしてばかりの方も、みんなで一緒にお出かけして、楽しい時間を過ごしてみませんか?
参加お待ちしてます!
詳細はこちらをご覧ください→バスハイクご案内
フットケア通信 2018年度 冬号
今年度最後のフットケア通信になりました。
季節に関連したテーマで作成してきましたが、今回はこの寒い季節には欠かせない乾燥問題がテーマです。
特に乾燥しやすい踵!ひび割れた鏡餅のようになっていませんか!?
冬もきれいな足で過ごせるよう乾燥対策につとめましょう!
フットケア通信ではガサガサ踵の原因や対策について記載していますので、ぜひご覧ください。
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2019年 新年のご挨拶
皆様、明けましておめでとうございます。
今年は亥年。猪突猛進とはいかないまでも、目標や目的に向かって元気に邁進したいものです。
私の目標の一つは「野菜料理のレパートリーを広げる」です。当院の栄養士が企画した「おすすめ料理大募集!」に触発され、マンネリズム打破と称して新しいレシピを試験的に作っています。娘のレシピ(10代の発想はなかなかユニークです)と合わせて、皆さんのヘルシーメニューのヒントになればと思っております。どうぞお楽しみに!
平成最後の年が、皆様にとって健やかで幸せなものになりますよう、スタッフ一同お手伝いいたします。糖尿病以外のことでもどうぞご遠慮なくご相談ください。
今年もよろしくお願い申し上げます。 二村育実
2019年 新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
今年のお正月も福岡は穏やかなお天気でした。
元旦も日課の大濠公園早朝ランニングを行い、初日の出を拝みました。
今年は少し雲がありましたが、雲の切れ目から昇る太陽の姿に、平成の時代を懐かしく感じながら、手を合わせてこれまでの感謝と今年の願いを唱えました。
昨年は、開業20周年と20年ぶりに本を出版し、私にとっては節目の年であったと思います。1日1日を積み重ねていくことの大切さを痛感し、お世話になった多くの方々により深い感謝を感じた年でもありました。
まもなく平成の時代が終わり5月から新しい元号となります。皆さんも新しい時代の到来を楽しみにされているのではないでしょうか。
南昌江内科クリニックも21年目。次の時代に向けて、今後も皆様により善い糖尿病診療と情報の発信ができますようスタッフ一同頑張ります。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
平成31年元旦
南 昌江内科クリニック 院長 南 昌江
写真: 亡き母は、70歳を過ぎて書道を習い始めました。いつも楽しそうに“宿題”をしていました。新しいことを始めるのに、年齢は関係ないのだなあと思いました。
南昌江内科クリニック
TEL.092-534-1000・FAX.092-534-1001
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