最新のおしらせ
アーカイブ
カテゴリ
2021年 新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
と言っても新型コロナウィルスが感染拡大している今年のお正月は複雑な思いです。
昨年は、新型コロナウィルスにより世界が恐怖にさらされました。誰もが予想できなかった事態に皆様の生活も大きく変わったことと思います。当院でもスタッフ全員で感染予防対策には力を入れ、幸い院内感染など引き起こすことなくスタッフ一同元気で過ごすことができたことに感謝申し上げます。糖尿病教室や患者会、バスハイクなど皆様楽しみにされていましたイベントができなかったことは大変心苦しく、残念でなりませんでしたが、後半は一部オンラインを利用して開催致しました。来年は集会が出来るようになるまでは、オンラインなどを利用してできることを行いたいと思っております。
個人的には、学会や出張、サマーキャンプやホノルルマラソンなど、例年行っている仕事やイベントがすべて中止またはオンラインでの開催となり、皆様に直接お会いできなかったのは寂しい限りでしたが、おかげで時間的な余裕ができました。それまでは、日曜日も講演や学会の委員会などで全国を飛び回っていましたが、時間ができたおかげで料理やウクレレ、向日葵やチューリップの栽培、日々のジョギングなど、小さな幸せを沢山感じることができた年でもありました。
今年のお正月は数年ぶりに寒かったですね。
この寒さに負けずに毎日早朝ランニングは続けました。
残念ながら初日の出は雲に隠れて拝むことができませんでしたが、1月3日は好天に恵まれ、綺麗な朝焼けをみることができ、その後初詣ランをしました。神社で「今年はコロナが終息して、早く平穏な日々に戻してください。」とお願いしました。
平穏な日がもどって来るのはもう少し時間がかかりそうですが、新型コロナウィルスに負けないように体力、筋力、気力を付けたいと思っています。
今年はどんな年になるのか、今はまだ予想が付きませんが、何があっても“臨機応変”に対応し、何事も“創意工夫”して出来るようにスタッフみんなで協力して診療と研究に励みたいと思います。
また、今年は昨年開催の予定でありました、第26回小児思春期糖尿病学会の学会長を仰せつかり、6月20日に延期して開催します。私にとっては初めて学会を任せられる立場となり、その責任を重圧に感じておりますが、皆様の期待にお答えできるような学会にしたいと思っております。
感染症対策に取り組みながら、より充実した糖尿病診療と研究を目指してスタッフ一同頑張ってまいります。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
PS:今年もチューリップの球根が芽を出し始めました。こんなに寒い時期に土の中でしっかりと根を張って春の準備をしているのですね。我々も今が忍耐の時期かもしれません。きれいな花を咲かせるために、この辛い時期にこそがんばりましょう!
当院での新型コロナ感染症に対しての対策
福岡県でも新型コロナ感染症の患者さんが急増してきています。
当院での感染予防対策の取り組みです。
1.これまでも病状が安定している患者さんには、2か月処方を行っておりましたが、さらに2か月、3か月処方まで可能です。(病状次第ですが)担当医とご相談ください。
2.この時期に限り、電話での再診が可能です。来院が不安な患者さんはお電話をください。医師と話をしたうえで処方箋を発行します。処方箋または指定の薬局(これまでかかっておられる)からお薬の郵送も可能です。
3.毎回行っていました尿検査は、病状により必要最低限にしています。
(ドアノブなど接触する部分が多いためと、待合時間を短くするため、スタッフの感染予防のためです。ご了承ください)
4.待合室の雑誌や資料は、多くの方が触れるためしばらくの間、撤去させていただきます。モニターで情報発信しておりますのでご覧ください。
5.運動教室、調理実習、患者会は当面お休みとさせていただきます。
6.患者さんの検査、診察後は一人ひとりテーブルやドアの取っ手などアルコール消毒していますので、いつもよりも少しお時間がかかっていることをご了承ください。
7.かかりつけの患者さんで、体調が良くない方、風邪症状がある方は事前にお電話を頂けますと助かります。他の患者さんと接しない時間帯や場所での診察となりますことをご了承ください。
まだ、先が見えないウィルスとの戦いです。
我々スタッフも細心の注意をはらって診療にあたります。
ご理解ご協力の上、どうぞよろしくお願い致します。
第26回日本小児思春期糖尿病学会と公開シンポジウム延期のお知らせ
第26回日本小児・思春期糖尿病学会年次学術集会及び公開シンポジウムを務めさせていただくことになり2年前から準備を進めてまいりましたが、コロナウィルス感染拡大の影響で、延期させていただくこととなりました。
新しい日程は、2021年6月20日、場所は同じアクロス福岡で行います。
多変残念ですが、これから新たな気持ちで準備を進めさせていただきます。
この国難を乗り越えた後に、皆様と笑顔でお会いできますことを願っております。
ホノルルマラソン18回目の完走報告
ご報告が遅くなり申し訳ございません(^^♪
2019年12月8日に行われたホノルルマラソンに今回はTDJから42名の方が参加されました。(フルマラソン30名、10kmウォーク4名、応援8名、)
青森、宮城、東京、埼玉、神奈川、愛知、大阪、山口、福岡から集まったTDJのメンバーが前日の12月7日に、ワイキキのレストランで懇親会を行いました。
例年通り、食事をしながら自己紹介を行い皆さんの意気込みを発表しました。今回仙台から奥様と一緒に10キロウォークに参加された75歳のSさんは、1型糖尿病歴55年で、先日インスリンリリー賞を受賞された方です。お元気に10キロウォーク完歩の宣言と、カラオケまで歌っていただきました!当日6歳のお誕生時を迎えた福岡のK君も元気に歌を歌ってくれました。
マラソン当日は、例年のスタート時の花火がなく心配しましたが、スタートして数分して豪華な花火が上がり気分も盛り上がってきました。今回はとてもお天気が良く、例年よりも少し気温も高かったので日が昇った後はとても辛かったです。そんな中でもハイウェイに入ると、TDJの仲間で速い人たちが折り返してきます。心が折れそうになった時にTDJの中間とハイタッチするとなぜか元気が沸いてきます。初めにハイタッチしたのは、急遽参加された自治医科大学の石橋教授でした。その後数人のTDJの仲間とハイタッチして、ハワイ海を回り後半ですが、その頃になると気温もどんどん上昇し、背中からハワイの太陽が直接さしてきます。今年は“歩かない”ことを目標に頑張りましたが、それでも最後の坂は少し歩いてしまいました。残り5キロのところで、後ろから神奈川の大津先生が追い付かれ、最後まで一緒に走って下さいました。ゴール前500mくらいのところで、毎年TDJの仲間が応援してくれます。ここで皆さんから力をいただいて、Finishすることができました。
初めてフルマラソンに挑戦したTDJの中間も全員完走することが出来ました。
最後に10kmウォーク参加の方も一緒にダイアモンドヘッドをバックに写真を撮りました。
参加された皆様、応援いただいた皆様、ありがとうございました。
18回目のホノルルマラソンも、目標の5時間はほど遠かったですが、無事に完走できて今年も無事に健康で過ごせたことに感謝します。
当院から一緒に参加した管理栄養士の吉岡さんは、初めてのフルマラソンを4時間51分で完走しました。ホノルルでの休日を一緒に楽しみました。
追伸:懇親会で皆さまからチャリティーでいただきました365ドルは日本糖尿病協会の基金に納めさせていただきました。皆さまありがとうございました。
2020年 新年のご挨拶
令和の時代になって初めての新年、あけましておめでとうございます。
お正月は穏やかなお天気の日が続きましたね。私はこのお休みは毎日日課の早朝ランニングを楽しみました。
初日の出も、いつもランニングをしている大濠公園から見ることができました。
ランニングを始めてから約20年になりますが、お正月も早朝走ってその後に箱根駅伝を見ることが恒例になっています。箱根駅伝では、毎年若人たちの情熱に感動して涙し、エネルギーをいただいています。私もできるだけ長く走ることができるように筋力と持久力を鍛えたいと思っております。
今年はオリンピックイヤーです。皆様も何かスポーツを始めてみませんか?
また、今年は第26回小児思春期糖尿病学会の学会長を仰せつかり、6月28日に開催します。私にとっては初めて学会を任せられる立場となり、その責任を重圧に感じておりますが、皆様の期待にこたえられるような学会にしたいと思っております。
昨年夏から医師の人数が増え体制が少し変わりました。福岡大学の川浪大治教授をお迎えし福岡大学病院とも連携をとりながら、より充実した糖尿病診療と研究を目指してスタッフ一同頑張ってまいります。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
PS:昨年11月に植えたチューリップの球根が1月1日に芽を出し始めました。今年は春の訪れが早そうです
2019年 新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
今年のお正月も福岡は穏やかなお天気でした。
元旦も日課の大濠公園早朝ランニングを行い、初日の出を拝みました。
今年は少し雲がありましたが、雲の切れ目から昇る太陽の姿に、平成の時代を懐かしく感じながら、手を合わせてこれまでの感謝と今年の願いを唱えました。
昨年は、開業20周年と20年ぶりに本を出版し、私にとっては節目の年であったと思います。1日1日を積み重ねていくことの大切さを痛感し、お世話になった多くの方々により深い感謝を感じた年でもありました。
まもなく平成の時代が終わり5月から新しい元号となります。皆さんも新しい時代の到来を楽しみにされているのではないでしょうか。
南昌江内科クリニックも21年目。次の時代に向けて、今後も皆様により善い糖尿病診療と情報の発信ができますようスタッフ一同頑張ります。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
平成31年元旦
南 昌江内科クリニック 院長 南 昌江
写真: 亡き母は、70歳を過ぎて書道を習い始めました。いつも楽しそうに“宿題”をしていました。新しいことを始めるのに、年齢は関係ないのだなあと思いました。
ホノルルマラソン17回目を完走しました!
2018年12月9日に行われたホノルルマラソンに今回はTDJから55名の方が参加されました。(フルマラソン34名、10kmウォーク・ラン10名、応援5名、子ども5名)
青森、東京、埼玉、神奈川、愛知、京都、大阪、山口、福岡、佐賀から集まったTDJのメンバー老若男女(1歳~76歳)が前日の12月8日に、ワイキキのレストランで懇親会を行いました。例年通り、食事をしながら自己紹介を行いました。初めてフルマラソンに挑戦される方に、子どもたちから応援のプレゼントがあり、皆さんのモチベーションも上がったようです。フルマラソン参加者は15歳~76歳と幅広い年齢の方が挑戦されました。
懇親会終了後にクリスマスイルミネーションの前で集合写真を撮りました。
雨の後の虹が綺麗で、マラソン参加者を応援してくれているように感じました。
ちょうどこの時期のハワイは雨季で、前日も雨が降ったり止んだりのお天気で心配しましたが、当日は運よく雨も降りませんでした。スタートの号砲の花火が更に派手になっているようで賑やかでした。いつものようにまだ暗い中、クリスマスのイルミネーションを楽しみながら、一緒に参加した患者さんと走りました。ダイアモンドヘッドの坂のあたりで少しずつ明るくなってきました。既に車椅子のトップのランナーとすれ違いました。
ちょうど15kmの地点で朝陽が顔を出し、TDJのメンバーと一緒に写真を撮りました。ハイウェイに入ると、TDJの仲間で速い人たちが折り返してきます。私はハーフを過ぎたあたりから、だんだん足取りが重くなってきましたが、少し歩こうかなあと心が折れそうになった時にTDJの仲間とハイタッチするとなぜか元気が沸いてきます。5~6人のTDJのメンバーとハイタッチし、ハワイカイを回り後半です。
ハイウェイの復路で、今度は往路のメンバーとハイタッチ。みんな辛そうですが、「頑張りましょう!」と声をかけあい元気のキャッチボールです。
30kmを過ぎるとやはり走り続けることが出来ません。今年は足よりも腹筋が痛くなってしまいました。最後のゴールの直前に一緒に参加した患者さんに後ろから声をかけられ、一緒にゴールをしました。初めてフルマラソンに挑戦したTDJの1型糖尿病の60歳代の患者さんも含め、全員完走することが出来ました。
最後に10kmウォーク・ランの参加の方も一緒にダイアモンドヘッドをバックに写真を撮りました。
17回目のホノルルマラソンもとても辛かったですが、無事に完走できたこと、この1年も元気で過ごせたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
来年はもっと筋トレを強化して挑戦します。
追伸:懇親会で皆さまからチャリティーでいただきました255ドルは日本糖尿病協会の基金に納めさせていただきました。皆さまありがとうございました。
わたし糖尿病なの あらたなる旅立ち
2018年9月出版
”わたし糖尿病なの あらたなる旅立ち”を出版しました。
秋の夜長に読んでいただけたら嬉しいです。
『まえがき』より一部を掲載
1998年に「わたし糖尿病なの」を出版して20年が経ちました。
そして、「南昌江内科クリニック」を開業して20年が経ちました。
この20年間、私なりにできることを精一杯やってきましたが、ひとつだけ「いつかやろう、そのうちやろう」と思いながら、残してきたものがありました。(中略)
この20年、いろいろなことがありました。
「人生には3つの坂がある。上り坂、下り坂、そしてまさかの坂」
これも父から言われた言葉です。
いろいろな坂を経験してきました。すべての坂が私にとって意味のある貴重な坂でした。
今、人生の折り返しを少し過ぎたところです。フルマラソンにたとえると30kmを越したところでしょうか。これからまだまだ沢山の坂を経験することと思いますが、20年の節目として、この20年の間に私が経験したことをつづってみました。
糖尿病を発症して41年、この間の医学の進歩には目を見張るものがあります。
治療法の進化はすさまじいばかりですが、私が恩師から学んだ大切なことは、次の世代に伝えていく義務もあると感じるようにもなりました。
本書を、糖尿病とともに歩んでいる多くの患者さん、ご家族、医療関係者、そして私を愛し育ててくれた天国の父と母、恩師である平田幸正先生、仲村吉弘先生に、感謝とともにお届けしたいと思います。
こちらからご購入いただけます。
https://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=236550
今年も小児糖尿病サマーキャンプに行ってきました!
1型糖尿病は大変希な病気で、年間発症率は10万人に1~2人と言われています。特に小児期に1型糖尿病を発症されると患者さんやご家族は不安でいっぱいです。同じ病気をもつ仲間や先輩たちと出会うことで、「自分ひとりではない」という安心感を得ることが出来、次第に糖尿病を受け入れ成長していきます。
小児糖尿病サマーキャンプは糖尿病を正しく理解し、より良い自己コントロールをするために必要なことを学ぶ場でもあり、将来自立することを主な目的としています。また、山登りや、ハイキング、キャンプファイヤーなどのレクリエーションや、話し合いの機会を通じて友人を作る場でもあります。
(福岡ヤングホークス 50周年)
福岡のサマーキャンプは、1969年に開始されました。第3回目か4回目に、当時参加した子どもたちによって“ヤングホークス”と命名されたと聞いています。
ヤングホークスは7泊8日と日本で一番長いキャンプです。キャンプを始められた仲村吉弘先生は、常々“将来子どもたちが自立するため”にキャンプをしていると言われていました。その精神は今でも受け継がれています。参加者は、患者50~55名(幼稚園児から高校生まで)、学生ボランティア35名(ヘルパーと呼びます)、食事を作ってくれる栄養科の大学生20名、医師、看護師約10名と120名以上の大所帯です。8日間のキャンプでは、毎朝起床後にラジオ体操、掃除、午前中は毎日糖尿病教室(中学生以上は講師として年下の子どもの教室を担当する)、その他の時間は、花火大会、クッキング(カレー、クッキー作り)、バーベキュー、運動会、山登り、ドッチボール大会、ハイキング、ディスコなど毎日楽しい行事が目白押しです。
夜になると、同じ学年の子どもたち数人で話し合う時間(Talking Group)があり、病気のこと、学校でのこと、子どもたちが本音で悩みなどを話します。毎日4回のインスリン注射、またはインスリンポンプでの注射は自分の血糖を測り、医師と相談してインスリン量を決めます。こうして8日間のキャンプが終わる頃には、精神的に大きく成長した子どもの姿に変わっていくのです。そしてそんな子どもたちが、大学生になるとヘルパーとしてキャンプを企画し、ヤングホークスは年々引き継がれています。
私はこのキャンプに11回目(16歳高校生))のときから参加しています。病気を受け入れ、将来医師になろうと決めたのは、このキャンプに参加したのが大きなきっかけでした。
医学部の学生の頃は、4年間ヘルパーとしてキャンプを企画、運営しました。
医師になってからは毎年医療班で参加しています。8日間のキャンプでは子供たちと一緒に遊んで、勉強して、楽しんで、子どもたちからたくさんの元気をもらっています。
キャンプに参加したこどもたちは、キャンプで出来ることが増えます。今年は、4歳のSちゃんが、自分でインスリンの注射が出来るようになりました。帰ってからも幼稚園で昼食の前に自分できちんとしているようです。
小学4年生のYちゃんは、インスリンポンプの針刺しが出来ず、お母さんにしてもらっていました。自分ですることを目標にキャンプに参加し、1時間半かかりましたが自分で出来ました。子どもたちにとって、この経験を積み重ねることが自信になっていくのです。
1年後に心も体も着実に成長している姿を見るのがとても楽しみです。
開院20周年となりました
平成10年6月1日に平尾に開業して20周年を迎えました。
開業したのは私が35歳のときでした。若輩者で当初は不安が沢山ありましたが、スタッフ含め多くの方々に支えていただき、こうして20周年を迎えることが出来ました。これまで支えていただきました皆様、そして沢山の患者様に受診していただきましたことを深く感謝しております。
また昨年、糖尿病臨床研究センターを立上げ医師も3人となりました。今後も糖尿病の患者様が安心して通院できるクリニックを、そして皆様が有意義な人生を送るお手伝いが出来ますよう18人のスタッフと共にさらに精進してまいりたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
南昌江内科クリニック
TEL.092-534-1000・FAX.092-534-1001
- リンク
- |
- 個人情報保護方針
- |
- アクセス・お問い合わせ
Copyright © 2014 clinic masae minami. All rights reserved.