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院長メッセージ
インスリンポンプとCGMの最新情報 (ミニメド640G)
院長メッセージ
2018年04月10日
2015年2月からSAP(リアルタイム皮下グルコース値が分かるCGM付のインスリンポンプ:ミニメド620G)を使用していますが、このたびさらに新しい機能がついた640Gが使用できるようになりました。これは、Low Glucose Suspendedという、低血糖、もしくは低血糖を予測した時点でインスリン注入が中止される機能です。
私は、「低グルコース前一時設定」を60mg/dlに設定していますが、血糖値が下がってくるスピードを予測してポンプが自動的に注入停止されます。早いスピードで下がるときは120位でも中止になり、ゆっくり下がってくるときは80台くらいで中止になります。
この機能を使うと低血糖になる頻度がかなり少なくなり、補食の回数も減ります。
残存インスリンが0の場合は、補食はしなくても血糖は自然と上がりますが、残存インスリンがある場合は補食が少量必要です。優れものです。
写真1:早朝に低血糖になる前にインスリン注入停止になり、低血糖を回避
写真2:昼の食事が遅くなったときにインスリン注入停止になり低血糖を回避
南昌江内科クリニック
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