院長メッセージ

2012年 新年に思う 2012.01.06

院長メッセージ
2012年01月06日

昨年末に東京で行われた日本糖尿病眼学会で講演の機会をいただきました。
 会長の済生会新潟第二病院の安藤伸朗先生の御提案で“患者さん・家族が語る、病の重さ”というシンポジウムが企画され、一緒にシンポジストとしてお話をされた福岡市立肢体不自由児施設 あゆみ学園園長の小川弓子先生のお話の中からとても印象に残る言葉がありましたので紹介させていただきます。

>「辛い」という言葉があります。この言葉は驚くほど「幸せ」という言葉に似ているとある本に書いてありました。もしかすると辛いことのすぐ傍に幸せはあるのかもしれません。辛いからこそほんの小さなことに喜びを感じたり、感謝の気持ちが生まれたりもするでしょう。辛いからこそ寄り添ってくれる人、励ましてくれる人、心配してくれる人の優しさが身に染みることもあるでしょう。そして、その人々の支え合い、生まれた絆こそが幸せに導くのかもしれません。<

今年は、新しい年を迎えることができたことへの感謝と喜びの気持ちがより一層強いように感じています。

皆様にとりまして2012年が素晴らしい1年でありますように、心よりお祈りいたします。

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