院長メッセージ

”神頼み” 2005.02.14

院長メッセージ
2005年02月14日

立春も過ぎ、ようやく寒さも峠を越えたようです。この時期になると決まって訪れるところがあります。学問の神様で有名な“太宰府天満宮”です。 

これまで私は何度も“神頼み”に行き、ずいぶん助けていただきました。“受験”というシステムは誰しもが好きなものではありませんが、夢を叶えるための一つの関門のようなものだと思います。今になって思うと私も何度かこの関門を通ってきましたが、結構辛いものでした。 

もう20年以上前になりますが、私が大学受験の日は雪が降っていました。母は一人で太宰府天満宮に行っていたことを、合格発表の日に知らされました。合格したのは神様と母のお陰だったんですね。 

私の患者さんの中には、毎年数人の受験生がいます。「彼らがこの関門を無事通過することが出来ますように」と神様にお願いしてきました。 

天満宮本殿前の“飛梅”のつぼみが綺麗に開きはじめていました。春はもうすぐそこまで来ています。ガンバレ受験生!!  

*飛梅*  
太宰府天満宮は菅原道真公を祭る神社ですが、公は幼少の頃から庭の梅が大好きでした。公は57才で九州に左遷されることになります。京都を出発の時、庭の梅に別れを惜しまれて、 

「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花
あるじなしとて春な忘れそ」と詠われました。その梅が後に公を慕い飛び来って、現在御神木として伝わったものだそうです。
 白梅ですが、強さと清らかさを感じました。

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