院長メッセージ

小児糖尿病サマーキャンプ 2014.08.29

院長メッセージ
2014年08月29日

今年も8月17日~24日、夜須高原のやすらぎ荘で行われた小児糖尿病サマーキャンプに参加してきました。
今年も55名の子供たち、30名の大学生ボランティア、15名の栄養士の卵、医療スタッフ10数名で、総勢110名以上の大所帯です。

毎日子供たちが楽しく過ごせるように、花火大会、運動会、山登り、ディスコなどいろいろな行事がありますが、糖尿病の勉強もしっかりします。
キャンプに何度か参加している中学生、高校生は講師となって教える側になります。キャンプが始まる前に自分でしっかり勉強して、資料も作ってがんばります。今年も中学生の女の子がとってもわかりやすい立派な講義をしてくれました。ありがとう!
私は毎年、幼稚園児、小学校1,2年生の担当で糖尿病教室をします。教室のひとこまで、
「低血糖のときに、助けてくれるものはなあに?」という質問に、子供たちは元気よく、
「ブドウ糖!、ジュース!、ビスケット!」と元気よく答えてくれました。
そんな中、一人の小学校1年生の女の子が、「ともだち」とポツリと言いました。
病気のことを友達に話せない、という人もいますが、友達に正しく知ってもらうことで、低血糖のときなど自分になにかあったときに友達が助けてくれることをこの女の子はよくわかっていたのですね。純粋なこどもたちの心に今年も元気をもらいました。

また来年のキャンプで、心身ともに大きくなった子供たちに会うのが楽しみです。

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