院長メッセージ

“変化” 2005.10.04

院長メッセージ
2005年10月04日

サマーキャンプが終わって、翌月の受診日。
キャンプに参加したこどもの目は、これまでとちがっています。

 それまでどうしても学校でインスリン注射が出来なかった中学生の女の子が、自分から
「先生、わたし学校で注射してみようと思う……。」
彼女はキャンプにはじめて参加して、たくさんの友人ができました。そして心の底から思いを話すことが出来ました。そしてこころが変ったのです。

 小学校2年生の男の子は、自分でインスリン注射はしていましたが、血糖測定や記録はすべてお母さんがやっていました。
「先生、ぼく、うちでも全部自分でやっとーよ。」
「キャンプから帰って、全然手がかからなくなって、とっても楽になっています。私、何にも手が出せなくなりました。」と嬉しそうなお母さん。
自分ですべて記録した血糖用紙はちょっと読みづらいのですが、嬉しいものです。

 男子大学生のヘルパーが、「先生、僕キャンプに参加するまではただなんとなく大学に行っていたけど、今年のキャンプが終わって、将来自分が何をしたいのかが見つかった。これから自分の夢に向かってがんばってみます…。」
夢と希望をいっぱいに膨らませた若者の言葉でした。

 こどももヘルパーも変化し、成長しました。そんな彼らから私も元気をいっぱいもらいました。
わたしの変化?・・・年々日焼け後の肌の回復が遅くなったくらいかな?

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