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院長メッセージ
ホノルルマラソン V11達成しました! 2013.01.09
2012年12月9日に行われたホノルルマラソンに今回はTDJから41名の方が参加されました。(フルマラソン27名、10kmウォーク11名+子供2名、応援1名)
今年はホノルルマラソン40周年記念大会ということもあり、全体の参加者も久しぶりに
3万人を超す人数でした。北海道、青森、東京、神奈川、大阪、山口、福岡から集まったTDJのメンバーが前日の12月8日に、ワイキキのレストランで懇親会を行いました。
地域ごとに自己紹介を行い、それぞれの意気込みが感じられました。
マラソン当日は例年よりも少し気温が高く、蒸し暑く感じられましたが、スタートの号砲の花火はいつもより派手で長かったような気がしました。ウォーキングのメンバーで最年少の5歳の女の子は頑張って2km歩きました。8歳の男の子は少し辛かったようですがお父さんに引き連れられて無事に10km完歩できました。2回目参加の大阪の2人の女性はあっという間で少し物足りなかったのでは?
フルマラソン参加の方も、いつもよりも気温が高く辛かったですが皆さん完走することができました。直線が永遠と続く一番辛いハイウェイで一番早い山口の大久保先生と会いハイタッチ、次は青森の木村健一先生、その次は山口の木村栄養士さん、仲間とハイタッチするたびに元気をもらいました。30kmくらいで札幌の吉岡先生の背中を見つけ頑張って追いつきました。TDJのTシャツはバックが赤い日の丸なので見つけやすいのです。38km付近では、TDJの仲間と沢山会いました。その中には、私の患者さん1型のIさん(27歳女性)に会いました。
発症して1年半くらいでホノルルマラソンに挑戦する彼女に私も元気をもらっています。
Iさんは、「さっき低血糖だったけど、ゼリー食べて復活しました!」と疲れた様子もなく、しばらく一緒に走りましたが最後は彼女がどんどん先に行ってしまいました。
最後の2kmは一人だと歩いていたと思いますが、仲間と一緒だと走れるものですね。
ラストは3人の紳士?と一緒に手をつないでのFinishでした。TDJの仲間と一緒にゴールできるなんてめったにできることではないので、感激もひとしおでした。
最後に10kmウォーク参加の方も一緒にダイアモンドヘッドをバックに写真を撮りました。
11回目の挑戦は5時間を切ることが目標でしたが難しかったです。
もっとトレーニングを積んでまた来年挑戦します。
追伸:懇親会で皆さまからチャリティーでいただきました464ドルは日本糖尿病協会の基金に納めさせていただきました。皆さまありがとうございました。
2013年 新年に感謝して 2013.01.08
1年ぶりの御挨拶で失礼します。
2013年、家族皆で新年を迎えることができたことを心から嬉しく思います。
実は、昨年の春、これまで病気一つしたことのなかった元気な母が大病をし、しばらく入院生活を送りました。突然の出来事で母もショックを受け、私も家族も大変動揺しましたが、家族皆で母を支えました。夏には一旦退院しましたが、その後再発し再び入院。
何度か危険な時もありましたが、12月にホノルルに私と一緒に行くことを目標に頑張りました。おかげで12月初めに退院しホノルルにも一緒に行くことができました。
毎年参加している私の友人の先生方も皆さん元気な母の姿をみて喜んでくださいました。毎年10kmウォークに参加していた母でしたが、今回はゴール近くで皆さんの応援をすることにしました。私も無事に11回目のホノルルマラソンを完走し、応援してくれていた母とハイタッチをすることができました。
6ヶ月間入院生活をした母にとって、ホノルルでの6日間は夢のようだと喜んでいました。
そして今年のお正月は、母の長年の夢だった家族旅行が叶いました。母にとってはひ孫も一緒に4世代、10人で賑やかに暖かい沖縄に行ってきました。
2泊3日の大家族旅行は私にとっても忘れられない良い思い出になりました。
昨年は母の看病と診療で、休日の講演活動などは控えさせていただきました。
父を早く亡くして親孝行ができなかった分、母には少しでも元気で長生きしてもらえるように精一杯の親孝行をしたいと思います。
今年は、新しい年を迎えることができたことへの感謝の気持ちがさらに一層強いように感じています。
皆様にとりまして2013年が素晴らしい1年でありますように、心よりお祈りいたします。
2012年 新年に思う 2012.01.06
昨年末に東京で行われた日本糖尿病眼学会で講演の機会をいただきました。
会長の済生会新潟第二病院の安藤伸朗先生の御提案で“患者さん・家族が語る、病の重さ”というシンポジウムが企画され、一緒にシンポジストとしてお話をされた福岡市立肢体不自由児施設 あゆみ学園園長の小川弓子先生のお話の中からとても印象に残る言葉がありましたので紹介させていただきます。
>「辛い」という言葉があります。この言葉は驚くほど「幸せ」という言葉に似ているとある本に書いてありました。もしかすると辛いことのすぐ傍に幸せはあるのかもしれません。辛いからこそほんの小さなことに喜びを感じたり、感謝の気持ちが生まれたりもするでしょう。辛いからこそ寄り添ってくれる人、励ましてくれる人、心配してくれる人の優しさが身に染みることもあるでしょう。そして、その人々の支え合い、生まれた絆こそが幸せに導くのかもしれません。<
今年は、新しい年を迎えることができたことへの感謝と喜びの気持ちがより一層強いように感じています。
皆様にとりまして2012年が素晴らしい1年でありますように、心よりお祈りいたします。
ホノルルマラソン V10達成! 2012.01.05
12月11日に行われたホノルルマラソンにTDJから30名の方が参加されました。(フルマラソン15名、10kmウォーク13名、応援ボランティア2名)
東京、神奈川、大阪、兵庫、山口、福岡から集まったTDJのメンバーが前日の12月10日に、アラモアナで、懇親会を行いました。
今年は、自己紹介の後に、シンガーソングライターのリピート山中さんのミニコンサートもあり、例年とはまた違った心に残る懇親会でした。
以前ヒットした“やくにく食べ放題”の歌も楽しかったですが、膵臓への応援歌としての“頑張れ!スイゾウちゃん”も、糖尿病のことをとてもわかりやすく納得できる楽しい歌でした。加山雄三さんの“君といつまでも”は、ハワイの地で聴くとなおさら心に響きました(*^^)v (若い人が知らなかったのには驚きました)
マラソン当日は、お天気が心配されましたが、時折気持ちいい雨があった程度でおおむね曇りでした。風が少し強かったですが、走るには心地いい程度でした。ウォーキングのメンバーも皆さん、クリスマスイルミネーションを楽しんだり、おしゃべりしながらあっという間の10kmだったようです。フルマラソンは初挑戦の方4名も、皆さん完走することができました。何度走ってもフルマラソンは決して楽ではないですが、途中でTDJのブルーのTシャツを見つけると不思議なくらいに元気が出るのです。仲間の力は大きいものです。最後に、ダイアモンドヘッドをバックにカピオラニ公園で笑顔の集合写真をとりました。
私、個人的には10回目のホノルルマラソンでした。これまでは毎回のように途中低血糖になっていましたが、今年は常に片手にパワージェル(高濃度の糖分の入ったゼリー)を持って、約10kmで少しずつ1本(120キロカロリー)をとるようにしたところ、何とか低血糖にならずにほぼイーブンのペースで最後まで走ることができました。10年かかってようやくフルマラソンを低血糖なしで走るコツがわかってきたような気がします。
はじめた当初は10年続けよう!と思っていましたが、あっという間に10年です。
ここでやめるのはもったいないので、体力が続く限りはまだまだ続けるつもりです。
「一度はホノルルに挑戦してみたい!」と思っている皆さん、1歳でも若いうちに是非ご参加ください!
TDJの仲間が応援します。
”アイデアいっぱい糖尿病ごはん” 2011.10.19
”毎日の食事が楽しくなるきっかけになれば、と思って。この料理本をつくりました。”
私は“糖尿病”という病気を患って34年、医師として糖尿病と関わって23年になります。長い間、糖尿病の患者さんと関わっていて、「糖尿病だけにはかかりたくなかった。」とか、「糖尿病になると美味しいものが食べられなくなるんでしょう?」という声を聞くことがたびたびあります。多くの方はそう思っていらっしゃるようです。
確かに、生きていくうえで必要以上のエネルギーを摂取し、体を動かさなければ肥満になります。さまざまな病気を引き起こしますが、糖尿病は「食べてはいけない病気」ではありません。「バランスよく美味しいものを適度に食べる」ことが大切なのです。
2004年にクリニックを新築した時。糖尿病の患者さんたちに、「作って楽しい、見て美味しい、味わって美味しい」そんな食事の楽しみを知っていただきたいと思い、調理実習室を作りました。2階の調理実習室では、毎月、管理栄養士と患者さんたちが楽しく調理をしています。私は出来上がった美味しい料理を、皆さんと楽しくいただいています。
この5年間で2人の管理栄養士と調理士のアイディアで、たくさんのレシピができました。この美味しい料理方法を、私のクリニックだけでしまっておくのはもったいないので、このたび“料理本”として御披露することにしました。
糖尿病の患者さんだけでなく、健康に関心がある方、どんな方にもお勧めできるメニューばかりです。“食べたい時に食べたいものがおなかいっぱい食べられる”。飽食の時代だからこそ、“食”について少し考えながら、この料理本が皆さんの健康にお役に立てれば、と思っています。
盆の蝉 2011.08.14
毎年8月13日、盆の入りは、小倉では小文字山(こもんじやま)に“小”の字が灯ります。小文字山のふもとにある実家からとても綺麗に見えるので、毎年この日は必ず家族が集まって食事をします。私が子供の頃からの風習でした。
今年はちょうど満月と重なり、山の頂上に“小”の灯とその上に満月が浮かんでいるような、何とも幻想的な綺麗な夜でした。兄が、父の遺影を持ってきて「お父さん、今年はこんなに綺麗だよ。」と見せていると、網戸に1匹の蝉が。。。ずっと離れませんでした。
「あら、お父さん、今年は蝉になって帰ってきたのねえ。」と嬉しそうに笑う母。
例年よりも長い時間、小文字焼きを楽しみながら賑やかに家族で食事をしました。
灯が消えたあとまでいた蝉は、翌朝には静かにいなくなっていました。
盆の入り
小文字焼きに浮かぶ月
我もかて(加えて)よと
宴観る蝉
(翌朝、お墓参りから帰る途中に作った母と兄の合作の短歌です。)
夏休み 2011.08.10
夏になる前、6月のはじめにめずらしく風邪をひきました。ここ数年はたいした風邪もインフルエンザにもかからずに元気だったのに。のどの痛みに始まって、だんだん咳がひどくなってきました。特に夜~深夜にかけての咳と痰で苦しくて眠れない日もありました。
ひどい咳のために肋骨を2本も痛めてしまいました。(高齢の方は時々咳やくしゃみで肋骨にひびが入ったりすることがあるのですが。私も?)
6月は広島、札幌、鹿児島での講演があり、もちろん診療をお休みすることもできず、長いこと抗生剤を飲んで1カ月くらいでやっと咳は良くなりました。(マイコプラズマでした。)
7月末には食あたり?で、下痢のため数日間げっそりしていました。
最近はようやく肋骨の痛みも良くなってお腹の調子も回復して、今はもう元気です。
1ヶ月半お休みしていた朝のランニングも再開していますが、さすがに体力が低下しているのと、この暑さで以前の距離は走れません。涼しくなったらぼちぼち伸ばして、12月のホノルルまでには回復しなければ。
8月17日~24日の8日間、私の夏休みは恒例の小児糖尿病サマーキャンプです。
子供たちと大学生たちの体力についていけるかチョット心配ですが、50人のこどもたちからたくさんのパワーをもらって、元気を取り戻してきます!
学会ランin 札幌 2011.05.25
5月19日~21日の第54回日本糖尿病学会の際に、恒例のTDJ早朝ランを行いました。
TDJ学会ランは4年前の仙台から始まり今年で4回目です。マラソン好きの医療従事者にとっては、学会の楽しみの一つとなっているようです。
前日夜の雨で少しお天気が心配でしたが、20日の朝はとっても良いお天気になり、気温も寒くもなく走るにはちょうどいい気候でした。
集合の6時半前から、ブルーのTシャツ、ジャンパーの人々が、続々と北海道大学の構内に入って行きました。私が到着した10分前にはクラーク像の前にすでにたくさんの人が集まっていました(約100名)。学会場では皆さんスーツ姿ですが、ここではTシャツ姿で、はじめわからない方もおられました。準備体操の後、集合写真を撮って、各自のペースで5km弱を走りました。前夜に“すすきの”で飲み過ぎ?て、遅刻した方もいましたが。。。
まだ、桜の花が残っていたり、牛や馬がのんびりと草を食べていたり、のどかな構内をTDJのメンバーとお話しながら、ゆっくり気持ちよく走ることができました。
翌日はあいにくの雨で、中止の報告をしにクラーク像前に行ったら、すでに30人弱の方々が集まっていました。お話していたら雨もあがったので、集まったメンバーで前日と同じコースを走りました。
札幌は美味しいものが沢山あり、皆さん(私も)食べ過ぎたようで、朝のランニングはカロリーの消費に少し役にたったでしょうか???
2日間で、参加された方からたくさんの義援金が集まりました。日本糖尿病協会を通じて被災された糖尿病の方々のお役にたてていただければ幸いです。
さわやかな札幌で北大のキャンパスを走りませんか? 2011.05.11
5月19日から3日間、札幌で第54回糖尿病学会が開催されます。
年1回、全国から糖尿病に関係する医療関係者や企業の方々が集まるこの機会に早朝ランを行います。
日時:5月20日、21日 6時半に北海道大学クラーク像前に集合
準備体操後に約5kmのコースを走ります。各自自分のペースで走ってください。ウォーキングでもかまいません。その後各自解散です。学会に遅れないようにしてください。
興味のある方は、御参加ください。
なお、当日は東日本大震災のチャリティーランとして義援金を募りたいと思います。御賛同いただける方はよろしくお願いいたします。
海の中道はるかぜマラソン&チャリティーラン 2011.04.20
4月10日、福岡の海の中道海浜公園で開催された“はるかぜマラソン”にTDJ(Team Diabetes Japan)から約30名が参加しました。TDJで参加するのは昨年に続いて2回目です。気温20度、快晴で少し汗ばむお天気でしたが、それぞれが3km、5km、10km、ハーフの部門に出場しました。
はじめて挑戦される方も数名おられましたが、皆さん完走して自分の目標を達成することができたことと思います。
私は、ハーフを走りました。昨年12月のホノルルマラソン以降、久しぶりの長距離で少し不安でしたが、途中すれ違うTDJの仲間とのハイタッチと、時折吹く玄界灘からのはるかぜに元気をもらいながら、なんとか完走することができました。
公園内は満開のチューリップと桜の花、そして一生懸命に走るランナーの汗と応援する人たちの声援でいっぱいでした。
こうして平和に1日を過ごせることに幸せを感じ、感謝したいと思います。
東日本の震災から1カ月が経ちました。1日でも早く被災地の皆さんに平穏な日々が戻りますように。私たちの気持ちを伝えたく当日義援金を集めました。日本糖尿病協会を通じて被災地の皆様のお役に立てていただけたら幸いです。
南昌江内科クリニック
TEL.092-534-1000・FAX.092-534-1001
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