「bagel party」南糖尿病臨床研究センター機関誌2021年第3号を刊行しました

センター長メッセージ
2021年09月26日

暑さも和らぎ、過ごしやすい気候になりました。いかがお過ごしでしょうか。

南糖尿病臨床研究センターでは多くの方々のご理解とご賛同によって臨床研究が円滑に進行しています。厚く御礼申し上げます。

実は、表紙の画像は実際に行った解析の一部を用いております。今回のグラフは、コロナ禍でも持続グルコースモニタリング(CGM)を行うことで血糖コントロールがおしなべて良くなっているというデータです。2つの糖尿病合併症に関連するCGM指標の動きを示しています。元々、季節性の変動はあったのですが、おうち時間の増加で自己管理の余裕ができたことが影響して全体に低下しているようです。

今回は、北九州で歯科医院を開業されている関善弘先生から内科と歯科の連携がなぜ重要なのか、ご自身のお取り組みについてご紹介いただいております。

研究紹介は、南昌江内科クリニックの運動教室に通われている皆様の体力にコロナ禍がどう影響したのか?という、健康運動指導士の守田摩有子さんが行った検討です。おうち時間でもできる運動が大変重要だということがわかりました。

また、前号から連載を始めた「合併症をあきらめない」シリーズは、今回、腎臓に続き特にみなさんの不安が大きい「視力」について、どうしたら目を守れるのかという話を書いています。

情報企画室の関口男さんからは、コロナ禍で分断された社会においてさらに重要性を増した”情報リテラシー”について、糖尿病関連のデータからとても興味深い考察をされています。

ぜひご覧下さい。
これからもセンターの活動にご支援をよろしくお願い申し上げます。

「bagel party」南糖尿病臨床研究センター機関誌2021年第3号のダウンロード (PDFファイル 5.83MB)

BP2109

「bagel party」南糖尿病臨床研究センター機関誌2021年第2号を刊行しました

センター長メッセージ
2021年05月06日

新年度を迎え、新しい生活を始められた方も多いことと思います。

南糖尿病臨床研究センターでは多くの方々のご理解とご賛同によって臨床研究が円滑に進行しています。厚く御礼申し上げます。
今回もご協力頂いたアンケート結果から小森田祐二先生がすばらしい成果を上げられましたので皆様にご報告をさせていただきます。
また、クリニック外からご参加くださっているセンター研究員の方々も併せてご紹介いたします。

私の方からは、患者さんの合併症への不安を少しでも和らげたいと思い、「合併症をあきらめない」シリーズを今号から連載します。
まずは、“腎臓をあきらめない”ということで、治療の進歩や透析予防指導の取り組みについてご紹介いたします。

これからもセンターの活動にご支援をよろしくお願い申し上げます。

「bagel party」南糖尿病臨床研究センター機関誌2021年第2号のダウンロード (PDFファイル 3.74MB)

BagelParty202105

 

新年のご挨拶と南糖尿病臨床研究センター機関誌発刊のお知らせ

センター長メッセージ
2021年01月02日

新年明けましておめでとうございます。

昨年は医療も含めてあらゆる社会活動が大きく阻害されました。カレンダーをかけかえながら、それでも時の移ろいに変わりがないことを実感いたします。

ふと、家の外に目を落とすと、庭のバッタを狙っていたカマキリがいつの間にか卵に姿を変えて越冬に備えています。私たちもいつか訪れる春を信じて歩み続けなければと、思いを新たにいたします。

現在、南糖尿病臨床研究センターは内外を含めて多くの臨床試験に関わっています。糖尿病患者さんの重症化を予防する取り組みは、きっとウイズコロナ時代に求められる医療技術に還元されるものと期待します。皆様には大変お忙しいところ、平素よりご理解とご協力を賜りまして、心より感謝申し上げます。

さて、私たちの研究活動の成果が患者さんはもちろんのこと、社会全体に広く活用いただけるよう、機関誌の発刊をもってご報告したいと思います。誌名は“bagel party”で、分断する知を研究者の和で紡ぐというセンターのポリシーを込めています。くだけた表現と内容を心がけますので、老若男女皆々様にお目通しくださいましたらと願ってやみません。※お子様・若者にも読んで欲しいのでもう少しエンターテイメント性を出しても良かったかなと思っています。次回以降…(^_-)

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

http://www.minami-cl.jp/topics/cadmin/pdf/5ff040b857fdd.pdf

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