院長メッセージ

「わたし糖尿病なの」 2014.03.28

院長メッセージ
2014年03月28日

 1998年に私が初めて出版した本です。出版してすでに16年が経ちました。
先日、講演に行った時、若い男性医師が私の講演のあと、「僕は子供の時に1型糖尿になって、先生の本を読んで勇気づけられ医者になろうと思いました。」と話されました。
涙が出るほど嬉しい言葉でした。

 昨日、子供の頃に1型糖尿病を発症した女性から「医師の国家試験に合格しました。今は不安の方が大きいですが、先生の著書を読んで医者を目指そうと決意した頃の気持ちを忘れずに、病気とも向き合いながら、頑張っていこうと思います。」とメールをいただきました。本当に嬉しい便りをいただきました。

 私が医師になって1年目の研修医の頃(1988年25歳)に、研修先の東京女子医大糖尿病センター教授の平田幸正先生に「あなたは貴重な経験をしています。同じ病気の子供たちのためにもその経験を本に綴ってみなさい。」と勧められました。が、当時の私の血糖コントロールはお世辞にも良いとは言えず、将来の自分にも自信がなかったので、とてもそんな事はできないと思っていました。10年かかってようやく1998年に出版することができました。今、この本の重みをひしひしと感じています。

このように導いてくださり、私の人生を変えてくださった、故平田幸正先生に深い感謝とご冥福をお祈りします。

海の中道はるかぜマラソンに参加して 2014.03.28

院長メッセージ
2014年03月28日

福岡海の中道で行われたはるかぜマラソンに3年ぶりに参加しました。
12月のホノルルマラソン以来のレースで、自信がなかったので10kmに参加しました。
当日は、マラソンには少し暑いくらいの気候でした。以前とコースが少し変わっていましたが、途中海沿いのコースでは南国を思わせる雰囲気もありました。途中ハーフに参加されたTDJの仲間とすれ違い、ハイタッチをして元気をもらいました。10kmなので低血糖にはならないだろうと思いましたが、7kmくらいで少しエネルギーが足りない感じがしたので、ブドウ糖ゼリーを60キロカロリー程度補給しました。無事にゴールした後の血糖はなんと300㎎/dl以上でした。当日の朝のトレシーバを20%減量しましたが、1時間程度の運動では少し減らしすぎたのか?途中の補食が必要なかったのか?途中血糖を測らなかったのが反省点でした。
運動時のトレシーバの減量はまだまだ試行錯誤中です。

2014年 新しい年を迎えて 2014.01.02

院長メッセージ
2014年01月02日

新年、明けましておめでとうございます。
皆様はどんなお正月を過ごされたでしょうか?
昨年のお正月は、母を含めた家族10人で沖縄に旅行に行きましたが、今年は静かなお正月を過ごしました。昨年4月に母が他界し、私にとっては昨年はとても辛い年でした。
78歳まで大きな病気をしたことがなく、とても元気な母でしたが、2012年春に突然白血病を発症しました。約1年の闘病生活でしたが、家族皆で協力して母を支えました。
1年前の年末年始は病状も安定していたので、家族で旅行に行くこともでき、それが最期の良い思い出となりました。 
亡くなって9カ月が経った今でも母がいないのは寂しいですが、いつも空の上から見守ってくれているのだろうなあと思います。

子どもの頃の我が家のお正月は、家族一人一人が自分の今年の目標を掲げて発表しました。
その目標が達成できるように努力をしなさいと毎年父から言われたものでした。
昨日は両親のお墓参りに行って、昨年元気で過ごせたことの感謝と今年の目標を報告してきました。
今年もまた、新たな目標に向かって頑張りたいと思います。

皆様にとりまして2014年が素晴らしい1年でありますように、心よりお祈りいたします。

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