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院長メッセージ
ホノルルマラソン17回目を完走しました!
2018年12月9日に行われたホノルルマラソンに今回はTDJから55名の方が参加されました。(フルマラソン34名、10kmウォーク・ラン10名、応援5名、子ども5名)
青森、東京、埼玉、神奈川、愛知、京都、大阪、山口、福岡、佐賀から集まったTDJのメンバー老若男女(1歳~76歳)が前日の12月8日に、ワイキキのレストランで懇親会を行いました。例年通り、食事をしながら自己紹介を行いました。初めてフルマラソンに挑戦される方に、子どもたちから応援のプレゼントがあり、皆さんのモチベーションも上がったようです。フルマラソン参加者は15歳~76歳と幅広い年齢の方が挑戦されました。
懇親会終了後にクリスマスイルミネーションの前で集合写真を撮りました。
雨の後の虹が綺麗で、マラソン参加者を応援してくれているように感じました。
ちょうどこの時期のハワイは雨季で、前日も雨が降ったり止んだりのお天気で心配しましたが、当日は運よく雨も降りませんでした。スタートの号砲の花火が更に派手になっているようで賑やかでした。いつものようにまだ暗い中、クリスマスのイルミネーションを楽しみながら、一緒に参加した患者さんと走りました。ダイアモンドヘッドの坂のあたりで少しずつ明るくなってきました。既に車椅子のトップのランナーとすれ違いました。
ちょうど15kmの地点で朝陽が顔を出し、TDJのメンバーと一緒に写真を撮りました。ハイウェイに入ると、TDJの仲間で速い人たちが折り返してきます。私はハーフを過ぎたあたりから、だんだん足取りが重くなってきましたが、少し歩こうかなあと心が折れそうになった時にTDJの仲間とハイタッチするとなぜか元気が沸いてきます。5~6人のTDJのメンバーとハイタッチし、ハワイカイを回り後半です。
ハイウェイの復路で、今度は往路のメンバーとハイタッチ。みんな辛そうですが、「頑張りましょう!」と声をかけあい元気のキャッチボールです。
30kmを過ぎるとやはり走り続けることが出来ません。今年は足よりも腹筋が痛くなってしまいました。最後のゴールの直前に一緒に参加した患者さんに後ろから声をかけられ、一緒にゴールをしました。初めてフルマラソンに挑戦したTDJの1型糖尿病の60歳代の患者さんも含め、全員完走することが出来ました。
最後に10kmウォーク・ランの参加の方も一緒にダイアモンドヘッドをバックに写真を撮りました。
17回目のホノルルマラソンもとても辛かったですが、無事に完走できたこと、この1年も元気で過ごせたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
来年はもっと筋トレを強化して挑戦します。
追伸:懇親会で皆さまからチャリティーでいただきました255ドルは日本糖尿病協会の基金に納めさせていただきました。皆さまありがとうございました。
わたし糖尿病なの あらたなる旅立ち
2018年9月出版
”わたし糖尿病なの あらたなる旅立ち”を出版しました。
秋の夜長に読んでいただけたら嬉しいです。
『まえがき』より一部を掲載
1998年に「わたし糖尿病なの」を出版して20年が経ちました。
そして、「南昌江内科クリニック」を開業して20年が経ちました。
この20年間、私なりにできることを精一杯やってきましたが、ひとつだけ「いつかやろう、そのうちやろう」と思いながら、残してきたものがありました。(中略)
この20年、いろいろなことがありました。
「人生には3つの坂がある。上り坂、下り坂、そしてまさかの坂」
これも父から言われた言葉です。
いろいろな坂を経験してきました。すべての坂が私にとって意味のある貴重な坂でした。
今、人生の折り返しを少し過ぎたところです。フルマラソンにたとえると30kmを越したところでしょうか。これからまだまだ沢山の坂を経験することと思いますが、20年の節目として、この20年の間に私が経験したことをつづってみました。
糖尿病を発症して41年、この間の医学の進歩には目を見張るものがあります。
治療法の進化はすさまじいばかりですが、私が恩師から学んだ大切なことは、次の世代に伝えていく義務もあると感じるようにもなりました。
本書を、糖尿病とともに歩んでいる多くの患者さん、ご家族、医療関係者、そして私を愛し育ててくれた天国の父と母、恩師である平田幸正先生、仲村吉弘先生に、感謝とともにお届けしたいと思います。
こちらからご購入いただけます。
https://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=236550
今年も小児糖尿病サマーキャンプに行ってきました!
1型糖尿病は大変希な病気で、年間発症率は10万人に1~2人と言われています。特に小児期に1型糖尿病を発症されると患者さんやご家族は不安でいっぱいです。同じ病気をもつ仲間や先輩たちと出会うことで、「自分ひとりではない」という安心感を得ることが出来、次第に糖尿病を受け入れ成長していきます。
小児糖尿病サマーキャンプは糖尿病を正しく理解し、より良い自己コントロールをするために必要なことを学ぶ場でもあり、将来自立することを主な目的としています。また、山登りや、ハイキング、キャンプファイヤーなどのレクリエーションや、話し合いの機会を通じて友人を作る場でもあります。
(福岡ヤングホークス 50周年)
福岡のサマーキャンプは、1969年に開始されました。第3回目か4回目に、当時参加した子どもたちによって“ヤングホークス”と命名されたと聞いています。
ヤングホークスは7泊8日と日本で一番長いキャンプです。キャンプを始められた仲村吉弘先生は、常々“将来子どもたちが自立するため”にキャンプをしていると言われていました。その精神は今でも受け継がれています。参加者は、患者50~55名(幼稚園児から高校生まで)、学生ボランティア35名(ヘルパーと呼びます)、食事を作ってくれる栄養科の大学生20名、医師、看護師約10名と120名以上の大所帯です。8日間のキャンプでは、毎朝起床後にラジオ体操、掃除、午前中は毎日糖尿病教室(中学生以上は講師として年下の子どもの教室を担当する)、その他の時間は、花火大会、クッキング(カレー、クッキー作り)、バーベキュー、運動会、山登り、ドッチボール大会、ハイキング、ディスコなど毎日楽しい行事が目白押しです。
夜になると、同じ学年の子どもたち数人で話し合う時間(Talking Group)があり、病気のこと、学校でのこと、子どもたちが本音で悩みなどを話します。毎日4回のインスリン注射、またはインスリンポンプでの注射は自分の血糖を測り、医師と相談してインスリン量を決めます。こうして8日間のキャンプが終わる頃には、精神的に大きく成長した子どもの姿に変わっていくのです。そしてそんな子どもたちが、大学生になるとヘルパーとしてキャンプを企画し、ヤングホークスは年々引き継がれています。
私はこのキャンプに11回目(16歳高校生))のときから参加しています。病気を受け入れ、将来医師になろうと決めたのは、このキャンプに参加したのが大きなきっかけでした。
医学部の学生の頃は、4年間ヘルパーとしてキャンプを企画、運営しました。
医師になってからは毎年医療班で参加しています。8日間のキャンプでは子供たちと一緒に遊んで、勉強して、楽しんで、子どもたちからたくさんの元気をもらっています。
キャンプに参加したこどもたちは、キャンプで出来ることが増えます。今年は、4歳のSちゃんが、自分でインスリンの注射が出来るようになりました。帰ってからも幼稚園で昼食の前に自分できちんとしているようです。
小学4年生のYちゃんは、インスリンポンプの針刺しが出来ず、お母さんにしてもらっていました。自分ですることを目標にキャンプに参加し、1時間半かかりましたが自分で出来ました。子どもたちにとって、この経験を積み重ねることが自信になっていくのです。
1年後に心も体も着実に成長している姿を見るのがとても楽しみです。
開院20周年となりました
平成10年6月1日に平尾に開業して20周年を迎えました。
開業したのは私が35歳のときでした。若輩者で当初は不安が沢山ありましたが、スタッフ含め多くの方々に支えていただき、こうして20周年を迎えることが出来ました。これまで支えていただきました皆様、そして沢山の患者様に受診していただきましたことを深く感謝しております。
また昨年、糖尿病臨床研究センターを立上げ医師も3人となりました。今後も糖尿病の患者様が安心して通院できるクリニックを、そして皆様が有意義な人生を送るお手伝いが出来ますよう18人のスタッフと共にさらに精進してまいりたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
インスリンポンプとCGMの最新情報 (ミニメド640G)
2015年2月からSAP(リアルタイム皮下グルコース値が分かるCGM付のインスリンポンプ:ミニメド620G)を使用していますが、このたびさらに新しい機能がついた640Gが使用できるようになりました。これは、Low Glucose Suspendedという、低血糖、もしくは低血糖を予測した時点でインスリン注入が中止される機能です。
私は、「低グルコース前一時設定」を60mg/dlに設定していますが、血糖値が下がってくるスピードを予測してポンプが自動的に注入停止されます。早いスピードで下がるときは120位でも中止になり、ゆっくり下がってくるときは80台くらいで中止になります。
この機能を使うと低血糖になる頻度がかなり少なくなり、補食の回数も減ります。
残存インスリンが0の場合は、補食はしなくても血糖は自然と上がりますが、残存インスリンがある場合は補食が少量必要です。優れものです。
写真1:早朝に低血糖になる前にインスリン注入停止になり、低血糖を回避
写真2:昼の食事が遅くなったときにインスリン注入停止になり低血糖を回避
海ノ中道はるかぜマラソンに参加しました
3月18日に、海の中道はるかぜマラソンに参加しました。
天候は曇りで、寒くも暑くもなく、風も強くなかったので走りやすいお天気でした。。
5km、10km、ハーフのマラソンにTDJから20名が参加しました。
この日のために頑張ってトレーニングをした人も、ほとんどトレーニングしなかった人も
皆さん完走し、それぞれの自己ベストを残すことができました。
初めて参加された1型糖尿病の患者さん、インスリンポンプ(SAP)を開始して初めてのマラソンでしたが、10kmを自己新で完走されました。『思ったよりもきつくなくて楽しかったです』との感想でした。次はフルマラソンに挑戦かな?
私は、昨年からの筋トレの効果か、10km57分台で、昨年よりも約2分記録更新しました!この10年では自己ベスト、年代別では9位/136人でした。筋トレを継続して、次のシーズンのフルマラソンでは、自己ベストが出るように頑張ります!
はるかぜのなかで咲き始めたチューリップに癒されました。
1月、2月の講演日程
2018年1月22日(福岡)「インスリンポンプ療法の実際」
2018年1月26日(鹿児島)1型糖尿病治療を考える会「進化する1型糖尿病治療~ライフステージに応じたケア~」
2018年2月14日(栃木)第35回糖尿病センター合同カンファレンス「1型糖尿病治療におけるカーボカウントの位置づけ」
2018年2月16日(福岡)第20回 HAKATA WOMEN’S CLUB 「糖尿病診断、治療へのアプローチ 糖尿病診療のピットフォール」
2018年2月28日(鹿児島)第26回鹿児島糖尿病カンファレンス「実践できる糖尿病の食事法(カーボカウントも含め)」
2018年 新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
今年のお正月も福岡は穏やかなお天気でした。
お正月も日課の大濠公園早朝ランニングを行いました。
元旦は雲が多く残念ながら初日の出は拝めませんでしたが、2日の早朝は空気も澄み切って綺麗な朝日を見ることができました。朝の光から沢山のエネルギーをいただき、清清しい新年を過ごしました。
昨年はこれまでのランニングに筋肉トレーニングを加え、マラソンのタイムも8年前まで戻りました。今年もランニングと筋トレを継続し、“貯筋”に励みます!
今年で開業20年になります。1998年に平尾のビルのテナントで開業し、2004年に現在の平和に新築しました。昨年は前田先生を迎え、糖尿病臨床研究センターを立ち上げました。
南昌江内科クリニックも第3ステージとなり、今後も皆様により善い糖尿病診療と情報の発信ができますようスタッフ一同頑張ります。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
南昌江内科クリニック
TEL.092-534-1000・FAX.092-534-1001
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